2013年9月10日火曜日

【フィジー情報局】アートなフィジー・タパクロス

ブラ!!
皆さま、また1週間が始まりました。

昨日は東京オリンピックの開催が決まり、賑わった1日でした。
7年後の東京オリンピックには南太平洋の国々からも
多くの選手が参加してくれることを願うみつはしです。

本日は現地からフィジー情報局。
タパクロのお話しです。

フィジーに来られた方なら
こちらを一度は、ご覧になっているかと思います。
これはタパクロスと言います。




平たく言うと日本の和紙みたいなものです。
これはマシと言う木を、水の中に4~5日入れ柔らかくなったら
木槌で叩いて伸ばします。

つなぎ合わせる糊はキャッサバを使います。
昔、おばあちゃんがご飯粒を使って手紙に
封をしたみたいな感じですかね!?


タパクロスはフィジー人の結婚式の衣装、チーフの衣装
また荼毘に付す時にも使われます。


フィジーの中でも有名なのはヴァトゥレレ島のタパで
こちらは全体が茶色く、他のタパより渋い感じが良いですね。


模様は日常生活に使われる道具、魚、動植物など色々です。
タパは昔から女性の仕事だそうです。
おしゃべりしながら楽しそうに作っているのが目に浮かびます。

模様を見ると、どこの出身かフィジー人はわかるそうです。

染料はマングローブから出来ておりエコな一品。
最近はタパをモチーフにした現代風にアレンジしたものもあります。



軽いし、かさばらないし、額の中に入れて壁に掛ければ
もうそこは「南国フィジ~」まちがいなし。

お土産やさんでいろいろな模様のタパが売っていますので

チェックしてみてください。
 
今回はタパクロスのお話しでした。
わたしもタパクロスが大好きでお土産に買って帰ってきます。
一番フィジーらしさを感じられるお土産かな???
色々な柄、絵のタパがありますので
皆さまもぜひお土産物屋さんで見てみてください。
次回は・・・実はこのタパクロスのお話しには続編が・・・。
お楽しみに♪
Vinaka
By みつはし