皆さま、今日も冷たい雨ですね。
桜が咲くころは寒の戻りといいますが・・・
みなさん風邪などひきませんように。
本日は現地フィジーより、ラグビーの情報が届きました。
先週末は日本で『東京セブンズ』が行われましたよ。
実は私も、初セブンズラグビー観戦をして参りました。
前週の香港セブンズでは優勝したので東京でも!!と
思っていたのですが
寒すぎたようで残念ながら勝利なしで終わってしまいました。
でもすごく楽しかったです♪
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ブラ!
毎年3月のフィジーは 「熱い」のです。
気温は乾季に入り始め朝晩過ごしやすくなりますが
ラグビー熱は沸騰します。
先々週のラグビーワールドセブンス香港大会で2年連続優勝!
決勝ではウエールズ相手に前半19-0と大きく水を開けられ
「もうだめだ・・・観るの辞めよう・・・」と
あきらめかけていましたが、
後半2分半のうちにあれよあれよの4トライ!!
後半は完全なフィジーペースで結果26-19でドラマチックな試合でした。
表彰式でもフィジアンらしさが表れます。
かならずヒーローインタビューで子どもたちに
夢を与えるコメントを言ってくれること。
そして副賞でもらった帽子やタオルを本当に
嬉しそうにもらうこと。
他国のチームはクールに決めているのに
みんなきちんとタオルを首に巻いて記念撮影に応じる姿は
スポンサーとしては最も“あげ甲斐のある”人たちなんだろうな
とほほえましく思ってしまいます。
さて東京大会ですが
勢いついてくれるかな?と
フィジーの国歌が秩父宮で流れるのを願っていたのですが・・・
一緒にTV観戦していたローカルに敗因を尋ねた所、
「寒いから」「ダロ(芋)でも食べたくなったんじゃない?」とのこと。
まあ、あながち適当でもないようでフィジーは
蒸し暑い所で戦うと力を発揮するようです。
ココナッツ同様南国育ちですから。
東京セブンスは日本チームが健闘しましたね!
フィジーからあの「ニッポンチャチャチャ」が聞けるのは
感慨深いものがあります。
日本は予選でニュージーランドと対戦しましたが、
前・今大会でフィジーで話題になった選手がいます。
それはNZ代表 Rocky KHAN(ロッキーカーン)選手。
なんだか俳優さんみたいな名前ですね。
彼はフィジー生まれなのです。
お父さんはインドイスラム系、
お母さんはロトゥマ系(ポリネシア系)でどちらもフィジー出身
フィジーインド系で初のラグビー代表選手なのです。
普通インド系の男の子はサッカーをする子が
圧倒的に多いので大変珍しいそうです。
出場する国は違えどフィジー出身の選手が活躍してくれるのは嬉しいことです。
ほかにも、日本のLote TUQIRI(ロテツンギリ)選手、
オーストラリア、イギリス、アメリカなどでも活躍しているので
フィジーは才能の宝庫なんです。
日本の実業団チームにもフィジアンの選手が
結構活躍しており、‘日本帰り“の選手は上記の問題点
「寒さに強くなる」そうです。
日本はラグビーは冬に大会がありますからね。
私はラグビーのルールは基本の基本しかわからないのですが、
7人制はスピードがあって面白い!
なぜ日本ではもっと普及されないのかと残念に思います。
できればこういう大会の時は全国高校野球大会の時のように
TV放映され、試合前に流れる出身高紹介ならぬ
出身国紹介VTRなんてあったら「フィジー」の印象も
UPするのに・・・と一人考えてしまいました。
フィジーチーム応援団は陽気でしたね~。
どこへ行っても楽しんでしまうフィジーの人たち。
皆さん是非、HAPPYオーラムンムンの
フィジーの人に会いに来てくださいね。
そして、リゾートスタッフの休憩中ラグビーを見るだけでも
結構見ごたえあるのでこちらも楽しいですよ!!